_ コンサート感想（続き）

忠臣蔵に参戦して、モーニング娘。ライブの楽しみを思い出しました。
松浦亜弥のようなソロコンサートにはない楽しさを。

グループのコンサートというのは、メンバーの数だけヲタの押しも分かれていて、
なっちヲタがいたり、高橋ヲタがいたり、ミキティヲタがいたり、タイプの違う
人間が一つになって娘。を応援します。無意識の中での応援のコラボレーションです。

松浦亜弥のコンサートって参加者が全員松浦ヲタだから、応援も単調。
その応援は松浦亜弥の世界でしか通用しなくて、あややヲタもそれでいいと思って
いる感じ。あやや本人も会場にいるのは全員自分のファンだと知っているから、
観客全員に満遍なく視線を送ります。私のようなＤＤの場合、そのあややヲタの
世界をハロプロの中の一部分として考えていて、コンサートが始まれば応援方法を
あややコンモードに切り替えて応援してます。

これは私の持論なのですが、色んなタイプのイベントに参戦し、色んなタイプの
ヲタに出会う方が、特定の世界だけで活動するより絶対にイベンターとしての
能力がつきます。メジャーアイドルだけ応援するのではなく、マイナーアイドル
だけを応援するのでもなく、握手会やサイン会などいろんなイベントで会場に
いるヲタの応援方法やイベントの進行の仕方などを学び、覚えることでアイドル
ヲタとして成長するのです（ｗ

モーニング娘。のコンサートってのはメンバーの数だけヲタの押しも違うから、
メンバーも自分のファンを探します。ヲタはヲタで自分の好きなメンバーを追っ
かけて反応を貰おうと努力する。ソロコンサートにはない駆け引きがあります（ｗ
これも松浦亜弥とは違う一つの世界として成立します。

この場合、一つのグループでヲタを分散させる必要があるので、娘。のメンバー
にはそれぞれ違ったキャラを持った個性的なメンバーが求められるんですが、私が
今回のライブで一番驚いたのが、ミキティの存在感の大きさです。

彼女は私が想像していたよりずっとグループの中で映えるタイプでした。
松浦亜弥がグループの中に入るとイマイチ目立たなくて、中途半端に力を
持て余すことになるのは今までのシャッフルなど見ればよくわかるし、そこが
私が松浦亜弥に感じる不安要素の一つでもあるのですが、ミキティは違いました。

あくまで個人的な感想にしか過ぎませんが、ミキティはいい意味で娘。の中で
浮いてます。一人変な方向に浮いているのではなく、その浮き方が一人のメンバー
のキャラとして成立しているんです。今までのモーニング娘。に足りなかった
モノを埋め、その穴を埋めるだけじゃなく、さらに積み上げて娘。に新しい
価値を作り出したと表現したほうがいいのか・・・

それを強調するためにも、ミキティをセンターにする意味があります。
メンバーチェンジによる外見の変化だけじゃない、新しいモーニング娘。の形が
そこにはあるはずです。私が５期メンに足りないと思うのが、このような新しい
モーニング娘。の形を作り出す力です。彼女たちは今までのモーニング娘。の
レールの上を器用に走っているだけのように思えます。

ただ、ミキティに関してはせっかくソロで活動出来る人間をグループの中に
入れたのだから、当然デメリットも出てきます。
そのデメリットをどれだけ少ないモノに出来るか・・・
そこが事務所の力の見せ所だと思います。今後の動きに注目です。

＃って、全然コンサートレポちゃうやん（ｗ